人間を辞めてから1か月経過して
自称人間を辞めてから約1か月が経過した。その間、本当に何もしなかったわけだが、身体に色んな変調が起こりはじめた。何もすることもないので、せっかくだしだらだらと書いていきたい。
1.睡眠時間がおかしくなった
昼夜逆転するだけならまだましだろう。実際はいつ起きていつ寝るかがぐちゃぐちゃになった。
ひどい日だとお昼まで寝ていたのに午後3時にまた眠くなり、気づいたら次の日の朝まで寝ていたなんてことも。1日の活動時間約3時間(笑)。ナマケモノもびっくりの生態系である。
かと思えば、全く眠くならず気づけば朝まで起きていた日もあったりするのでもはや生き物として意味不明。生活リズム?何ソレおいしいの?
2.嗜好品に興味がなくなった
いっそのこと邪魔だから消えて欲しい食欲についてはまだ残っている。ただ酒やタバコ
といった嗜好品は一切口にしなくなった。身体が受け付けなくなった感じがする。
食に関して言えば、この他にも小麦や乳製品なども何故かNGになった気がする。あくまで感覚的に。そういえば味覚もなくなってきたような…。
個人的には、中途半端に食べれなくなるよりも、食べたいと思う気持ち自体消えて欲しいんだが。霞だけ食って生きていけりゃあどんなに良いことか。
3.人と会話ができなくなった
元来動物というものは、使わない能力は自然と退化するようプログラムされているらしい。ということで私は人と会話する能力を失いました(笑)。これまで人間として何一つ成長できなかったくせに退化するときだけ最速である。ホント何なんでしょうね。
具体的には人と対面すると言葉が出なくなる、頭が真っ白になる、そして震え始める。そのうち失神するんじゃないかと思える荒ぶり方である。人と会ってから震えだしたんじゃ西野○ナさんだって困りもんだろう。
しかしよくよく考えてみれば、前から無理して人と会話していたのだし、本来あるべき状態に戻ったと言えなくも…いや無いな。
4.物事に意欲がなくなった
いくらでも時間がある(活動時間は短いが)くせに何もする気になれない。好きなことを好きなだけすればいいと思うのだが、そもそも自分が「好き」と豪語できるものがはたして存在したかしらんと思索に耽っていると、時間だけが無下に流れ、結局は何もせずに一日が過ぎ去っていく。いやはや惰生の極みである。
結局のところ、何かに理由をつけて私は何もしたくないだけなのだろう。
5.性欲がなくなった
性欲についてきれいさっぱりなくなってしまった。が、これに関してははっきり言って特に何の問題もないだろう。
なにせ将来的に使う予定も持ち合わせていないし。種の継承という動物本来の使命を放棄した私には元より不要なものだったかもしれない。宦官でも目指そうかな。
ざっとこれまでの変化について列挙してきた。順調に人間を辞めているとも考えられるし、単に人間として腐っているだけとも言える。
正直、世の中が大変な時にお前は何なんだ、という気持ちはある。もっと真剣に人外を目指すか、そうでなければ命を絶つか腹を決めるべきだ。…べきなのだが、こうも気力が湧かないのはどうしてだろう。この文章を書いている時にさえ眠くなってくる始末。根本的に生きる力がもう無いのかもね。
さて、これからどうしたもんだろう。